2011年12月3日土曜日

班長さんいつもありがとう



長男6年生のポケットから どんぐりがころん

これ どしたん?

との私の問いかけに

「 縦割り班の一年生の子にもらった 」 と長男

班長さん いつもありがとう って

またまた私

「 かわいいことしてくれるねぇ 」

そして長男がぽつり

「 うん だから捨てられんのよ 」





うちの小学校では 大規模校ということもあり

1年生から6年生まで各学年から2人ずつ計12人が1チームとなり

指定されている掃除場所を掃除します

昔の私達のように自分の教室や 教室付近のトイレや階段などを掃除するのではなく

先生によってグループ化されて 掃除場所を指定されるのです




教室の掃除の子もいれば

当然 外担当の子もいます

トイレ担当の子

階段担当の子

正門付近の草抜き担当の子

掃除するべきところは 山のようにあるんですね




冬になれば 校庭の掃除や 草抜きをしている子をみれば

寒いだろうなと思ってしまいます

うちの子供も トイレ掃除担当によくあたっていますが

新しいとはいえないトイレ

水が流せない床を モップではなくて雑巾で拭いていたそうです

最初は私もなんで? と 正直思いました

でも子供の意見を聞いてみれば納得

しかも よく考えた上での行動で感心しきり・・・

そこのトイレの床は防水処理の関係で 水が流せないタイプ

本来ならモップで掃除するのだそうです

でも モップでは正直いって なでる程度で 汚れがとれないのだそう

それならば 雑巾で掃除して汚れをとればいいのでは?と思い

素手で雑巾を使い掃除をし始めたんですって

最初は汚いと言っていた人もいたり( 当然ですね )

決して先生から言われたわけでもなくて。

自分の家のトイレなら我慢できるけれど

人がしたトイレだから ( 普段 自分もここのトイレは使わない ) 

汚くてきもちが悪い ( これまた 当然 本当のことだと思います )

だというのに 何故 素手で雑巾がけしなければいけないのか

これまた正直言って当然おもうこと ですよね。



長男達の答えはまさにシンプルでした

雑巾が一番 的確に汚れが取れて 早くできて 早くきれいになるから

きれいになれば 臭くないんよ

「 うーーん 」 と うなった私

参りました 一本取られましたね。


すごいな 自分たちで考えたことを自分たちのやりかたで

しかも 誰もが嫌がる場所だというのに

たまたま当たったところがトイレだった というスタンス




今の世の中

スポットライトがあたる役どころには誰もが目をむけ

評価し 褒めます

頭がいいから

よく発言をしているから

しっかりとして活発だから

分かりやすく目に触れる部分は評価しやすいんだと思います



でも残念ながら

みんながみんな 勉強が出来て 発言もしっかりして

活発で思いやりがあって スポーツ万能で・・・

そんなに長所のかたまりみたいな子はいないですよね



人がしないことをする

地味なことかもしれませんし

評価されにくい

もしかしたら評価の対象にさえならないことがらかもしれません



でもでも

なんだか話がどんどんそれて行ってるような気がしますが



派手な部分だけでなく

水面下の部分も評価される世の中になってほしいと切に願う私なのでした




ふぅ まったく何が言いたいのやら

自己嫌悪ですけれど

地味でもいろいろと頑張っている子がいるよ

そう言いたかったのでした。





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