2012年4月23日月曜日

古典が基本 黙々と




お習字の先生は 

私を0歳の頃から知ってくれています

実際習いだしたのは 幼稚園くらいかもしれませんが

本当に長い長いお付き合い




今でも子どもを連れて お習字を習いにいっています

私が師範の試験が受かったのも

先生の励ましと応援があったから

そして 師範試験が受かったあとしばらくお休みしたいとお願いした時も

こころよく受け止めてくださいました

2才の長男と お腹には10ヶ月の長女がいましたから

われながら あの山のような師範試験の提出課題を

どうやってこなしたのかは 摩訶不思議です





そして子どもを習わせたいと思ったときには

真っ先に先生のところに通っていました

次男が三歳でしたから

眠たかったり ぐずぐすしたりすることも

下手したら 絵を書き出したり・・・・・

それでも 集中しだしたら のりにのる次男の法則を見つけてくださり

今日に至っています

私は出来るだけ口を出しません

母ではなく 同じ生徒として お稽古タイムに励むようにしています





話は変わりますが

子どもは 私がかなを書いていると

すごく 上手だと褒めてくれます

実際は違うんですけどね

上手にみえるだけというか・・・・




私のような大人も

先生でさえも

紙に黙々と練習しては また練習

これで終わりということはありません

ここで 筆をおこうか・・・・

という選択はしなければなりませんが




かな も 漢字も ペン字も いろいろと練習するのですが

原点は古典です

いろいろな古典がありますけれど

自分の字を創作する時でさえも

まず古典から取り入れます




結局のところ 基本に真面目に取り組まなければ

何もうまれないんだなと つくづく感じます

もちろん センスや才能というものもありますが

基本をばかにしたらいけないな って




紙を消費し

墨を使って

筆も安いわけじゃない

それって無駄じゃない?

実際にそういわれたこともあります

そうかもしれません




それでも人は 人間が書いた手書きというものに

魅力を感じたり

重きをおくのは何故でしょうね

試験のときの名前

結婚式での受付の時に書く名前

書類をかくのも手書き




どんなに時代が発達していても

どれだけパソコンやメールの時代になっても

便利になればなるほど

字 というものの存在は価値があると思っています




習字の先生がおっしゃる言葉は

ひとつひとつが なるほどです




習字がうまければいいというものではなく

教室に おはようございますという挨拶から始まり

準備や 片付け

その他もろもろのこと

そして最後の ありがとうございましたと正座して 手をついて挨拶

プロセスが大事

人間形成の中での大事なことが たくさんあるのよと

長い目でみるということの大切さも同時に教えてくださいます




なんだか ここ最近は 人 というのがキーワードですね



新築現場→サッシ取り付け工事中

だんだん家らしくなってきました♪

有限会社 岡崎工務店のホームぺージ

0 件のコメント:

コメントを投稿