秋は花もさることながら 実ものも充実するので
わくわくする時期でもあります
「 葛 」
なんと縄文時代から根茎の澱粉は貴重な食料とされていたそうです
現代では 「 葛根湯 」 として知られていますね
葛の根の解毒作用も併せてよく知られるところでしょう
古今集に
秋風の ふきうらがえす くずのはの
はのうらみても 猶うらめしきなり
という歌があるそうです
最初はなんのことやらと首をかしげていましたが
解釈文を見て納得しました
秋の七草の一つである葛ですが
古くから日本の暮らしに溶け込んでいたようです
葉の裏が白っぽくて 風にあおられると裏返しになる
「 裏が見える 」 から 「 裏見 」 となり
「 恨み 」 に言葉がかけられたようです
そして 恋の歌に使われた時には
どんな想いになるのでしょうか・・・
ぴんとした秋のすがすがしい空気のなかで
葛の甘い香りがただよっていました
秋 只今 満喫中です☆
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